暗い物置に喝!を入れてやろうと思い、今日、物置の照明を増設しました。
家の中の物置とか、クローゼットとかってなんか暗い事が多くないでしょうか。一般的にあまり照明に気を配る事が無い場所なのかなと思います。私の家の物置も照明が1つしかなく、満足に照らす事が出来ていないので物を探す際にイライラする事があります。晴れた昼間はいいのだけど。
汚くて恐縮ですが、我が家の物置です。写真手前の右側に照明が1つありますが、奥は暗くて見難いです。
写真赤丸の箇所に照明を取り付けたいと思います。
電源の確保
照明の増設にはどこかから100Vの電源を引っ張ってくる必要があります。当然、近い場所から取るのが良いと思うので、現在ある照明を外して、分岐出来そうか確認します。
照明器具を外した所。穴が小さくて壁の中がどうなっているか分かりにくいので、穴を拡大します(穴は照明器具を取り付けると見えなくなります)。
石膏ボード用のノコを使って穴を拡大しました。すぐ左隣に木材があるのが分かります。この木材は下から上まで通っており、照明を増設したい場所まで壁の中を配線するのは無理そうです。
私が使っているノコです。刃の先端がとがっており、グリグリと押し付けると石膏ボードに穴を開ける事が出来、その穴を足がかりにボードを切り進める事が出来ます。既設のケーブルは多少の遊びがあり、分岐の加工が出来そうなので増設用の照明の電源はここから分岐させる事にします。
配線のルート
電源取得場所が決まったら、増設する照明までの配線ルートを検討します。全て壁の中を通せれば一番スッキリするのですが、今回は電源取得場所のすぐ左に木材が通っており、難しそうです。下の道具を使って柱の位置(障害物)を確認しながら良いルートを探します。
結果、この様なルートを取る事にしました。穴1からケーブルを取り出し、壁を這わせて穴2から天井裏に入れ、照明まで届かせます。
配線施工1
増設する照明に向けて、新たにケーブルを配線していきます。まずは、
文字通り”がんばって”、ケーブルを壁裏に通します。
ケーブルを分岐させて、
既設の照明を元に戻します。通電のテストでブレーカーを上げて点灯させていますが、またブレーカーは落とします。
増設する照明用にホイールソーで穴を空けました。
取り付けるのは、こちらのダウンライトです。
穴2も空けて、配線の準備が整いました。新たな配線は増設する照明までの距離分ゆとりを持って切っておきます。
照明取り付け
用意したライトは埋め込み型のダウンライトですので、直接天井に取り付けます。
ダウンライトは、2個の板バネ?で石膏ボードに固定出来る用になっています。基盤の入ったボックスもありますので、取り付ける場所(今回は天井裏)に十分なスペースが必要です。ケーブルを接続してライトを壁の穴に押し込んで取り付けは完了です。
配線施工2
増設した照明は無事点灯しましたが、未だケーブルは写真の通りです。これをモールを使って見栄えを良くしていきます。
ケーブルは1.6mmのVVFケーブル、モールは1号サイズを使っています。両面テープでモールを壁に貼り付けて、
カバーを取り付ければ、配線は終了です。
Before,After
暗くて、探し物が大変だった物置が、
せっかくここまでやったのに、モール部分の配線隠せなかったのが非常に残念です。