外講[エクステリア] DIY 100V電源(コンセント)を離れた場所へ増設する 計画編

「コンセントが遠い」掃除機をかけていてよく思う。コードが微妙に届かない時、コンセントを差し替えるのはメンドクサイです。

これが外になると、コードリールを使ってコードを延長させるのですが、コードリールは重いし、巻くの大変だし、常設は出来ないし、とかったるいです。

庭でも、芝刈り機、電動工具、コンプレッサ等、色々と電気を使います。なので「コンセントを増設したいなー」と前々から思ってたのと、最近、ブログのネタも無いので、やってみることにします。

庭の俯瞰図はこんな感じですが、赤丸の位置にコンセントを増設したいと考えております。

話は逸れますが、死滅回遊と言われる動物の行動があります。例えば、夏の時期に海流に乗って東京湾までやってくる熱帯魚は、冬の水温に耐えられず死滅します。犬死にではなく、向かった所で生息出来る環境があればそこで定住する事が出来る分けで、(本能のなせる業ですが)拡散の為に毎年挑戦し続ける姿勢は、考えさせられる物があります。

今回も、コンセントの増設がどれだけ役立つかは分かりませんが、とにかく挑戦が大事なのです。金が無駄になりませんように。

コンセント増設の理由

私はすぐブレるので、何をしたいか書き出しておきます。

・芝刈り機の取り回しを良くしたい(掃除機と一緒の理由です)

・電動工具、コンプレッサ、掃除機(洗車時)をカーポートで使いたい

・カーポートに常設のライトを3つ設けたい

電源の入手元と設置場所の下見

配線の距離や、やり方を検討する為、下見をします。

家の外には屋外用のコンセントが2口×2個ありました。3口使われており、1つは浄化槽用のコンプレッサ、もう2つも浄化槽に繋がっているようです。

その隣(赤丸)のボックスからは黒いチューブ(コルゲートチューブ)が伸びています。ボックスを開けてみると、

離れた位置にあるインターホン用のケーブルと、AC100Vの電線が入っていました。この電線は既に通電しています。室内の分岐ブレーカをON/OFFして通電を確認すると、浄化槽用のコンセントと一緒にLDKのブレーカーと繋がっていました。これから新たに増設する屋外コンセント用に新たに漏電ブレーカーを設置する必要がありそうです。

コンセントが1口余っていますが、この場所でコンセントを使うこともあるので、増設用の電源はボックス内で遊んでいる電線を延長して使うことにします。

位置関係を纏めると上の図の様になります。

上の写真は電源入手場所とインターホンの写真です。インターホンの下にはポストがあり、その下にコンセントを増設しようと思います。(写真は既にコンセントが入ったウォルボックスが取り付いています。施工前の写真を撮り忘れてしまいました)

(最初から想定していた事ではありますが)100V入手場所からインターホンまでは、コルゲートチューブが既に地中に埋まっており、その中をインターホン用ケーブルが通っています。このコルゲートチューブに電源用の電線も入れさせてもらおうと思います。

心配がひとつあり、インターホンは音声用と画像用のデジタルケーブルっぽくて、隣に100V電源が通る事。ノイズはどうなのか?

増設場所2のカーポートまでは新たにコルゲートチューブを埋設しなければなりません。

写真の赤丸の位置にウォルボックスを設けて、コンセントとライト用のスイッチを内臓させたいと思います。ウォルボックスの固定は隣の柱に。

必要な部材

電源用ケーブル25m(許容電流20A以上。既設のブレーカーが20Aで落ちるので)

コルゲートチューブ25m(太さは上記ケーブル次第なので、ホームセンターで合わせる)

漏電ブレーカー(既設のブレーカーが落ちるとLDKの電気まで落ちる為)

屋外用ウォルボックス1個(漏電ブレーカーを入れる為の小型のやつ)

屋外用ウォルボックス2個(コンセントやスイッチを入れる為のやつ)

コンセント2口×3個(増設場所1に1個、増設場所2に2個)

ライトON/OFFスイッチ(増設場所2に)

ウォルボックス固定のバンド(ホームセンターで良い製品を探す)

配線の小物類(ホームセンターで良い製品を探す)

準備編は以上です。部材が揃ったら作業開始です。