外講DIY ハードウッドで作るアプローチ

外講のDIY歴史の記事にも書いたのですが、家の庭の始まりは、石交じりの硬い土があるだけでした。地面は硬いのに、雑草は凄いし、雨が降るといつまでもドロドロが続く状態でした。

庭とは言えず、更地。年に何回も草取りをするのですが面積があるので途方も無い作業です。この状態から外講DIYが始まっていきます。

いきなりDIYでは無いのですが、最初は下記の絵の通り、犬走りとカーポート、カーポートから続く一部通路は外講業者にお願いしました。

業者に施工してもらった箇所はこんな感じです。家の周りの犬走りと通路、カーポートの地面はコンクリートです。

この状態ではカーポート左側の通路から家までが未施工の為、土の上を歩くことになり、雨の日は靴がドロドロです。おっことぬしとその仲間達であれば泥浴びをして戦闘前の士気を高める所なのですが、私はイノシシではなくサラリーマンなのでそんな事でやる気は出ません。士気を高める事が出来るのはサラリーUPだけなのです。

とにかく、通路と家を結ぶアプローチ作成に着手しました。

※画像はクリックで拡大できます。赤丸内に通路とカーポートが見えます。

アプローチは木で作ることにしました。色々調べると直接地面に置くと木は早期に腐るとのことで、地面に触れないよう、土台に下駄を作りました。(今考えると、「アプローチの木なんて腐ってもいいじゃん」と思います。とにかく下駄作りは大変でしたので)

先ずは下駄の部分になる箇所の土を除きます。スコップで掘って、出た土は一輪車で庭の隅に運び、積んでいきました。冒頭の写真の雑草の中に土の山が見えると思いますが、それがはき出された土です。

少しでも湿気が木に当たらないように砂利を引きました。完全に自己流ですので、効果は知りません。砂利の上に捏ねたセメントを引きブロックを敷いていきます。(見よう見まねで)水糸を張り、水糸を基準にゴムハンマーでブロックを叩きながら水平+高さを揃えていきます。(この作業、なかなか合わずイラつき、つい力を入れすぎて何個のブロックを割ったか…)

とにかく大変。腰が爆発しそう。

木のチョイスも適当なので参考になるかは分かりませんが、レッドシダーの棒材にセランガンバツの板材を組み合わせてあります。写真は塗装仕立てなのでキレイ。塗料はクレオトップを使いました。が、「特にやらなくて良かったかな」と思います。1年もせずに木材本来の色を取り戻していました。またハードウッドなので防腐は塗料に頼らなくてもという感じです。

セランガンバツはとにかく硬く、加工に苦労しました。ネジも良いのを買わないと、たまにネジの頭が捻じ切れてしまいます(当然下穴は空けてあります)。木のカットも煙を出しながら(カット面をかなり焦がしながら)の作業になりました。まっすぐでないものもあり、反ったり曲がったり。この辺は購入業者にも因るかも知れませんが、広葉樹なのでいくらかはあると思います。(この経験から、ウッドデッキには檜を使用しました。あとハードウッドは高すぎる)

大まか完成している写真です。この後、木のデッキに沿うように左右両側をレンガで囲いました。

この記事を書いているのは、アプローチ施工後4年程経過した所ですが、さずがはハードウッドで腐っていることはありません。まだまだ丈夫です。そういう意味だと、苦労に報いてくれる材料なのでしょう。