金属に直接ねじ込める!下穴不要の鉄板(ドリル)ビスの凄まじさについて

ドリルネジ鉄板ビスと呼ばれるネジは下穴加工不要で金属にネジを入れることが出来ます。当初、私はこの知識が無かったので、金属に何かを固定する際はドリルで穴を開けてボルトを通し、ナットで締めていました。(タッピングしてネジを通す頭は持ち合わせていませんでした)

鉄板ビスはネジにドリル機能がついているのでインパクトドライバーさえあれば穴あけから固定までが完了します。タッピングも同時に行いますので雌ネジを作りながらねじ込まれ、強く締め付ける事が出来ます。

上の画像のように先端部がドリル、ネジ部がタッピングネジになっています。物によっては9mmの厚板鉄板にも対応しているようです。これだけの厚さがいければDIYレベルでは最強でしょう。

実際に私も使いましたがドリルよりも早く穴が開いていくイメージです。恐らくドリルは何度も使うので歯が磨耗して行くのに対し、鉄板ビスは毎回新しい歯の状態で使えるからだと思います。インパクトドライバーでバリバリ固定できます!

鉄板ビスを知らない時は、「ドリル、ボルト、ワッシャー、スプリングワッシャー、ナットを用意し、電動ドリルで穴を開け(しかも貫通させないといけない)、スパナやドライバーを使って締める」という時間のかかる作業を行っていました。

真冬の時期は辛かった。長時間の屋外作業でM3などの小さいワッシャーやナットを扱う素手は凍りついていました…

勿論、用途によっては向き不向きはあると思いますが、是非、積極的な使用をオススメします。

念の為ですが、タッピングネジとは区別して下さい。タッピングネジは下穴が必要なネジです。タッピング作業(雌ネジ加工)は不要で、金属や樹脂に使用します。また硬い材料のネジ締めになりますので、インパクトドライバーで作業された方がいいと思います。

趣味のDIYは掛ける事が出来る時間が凄く限られています。出来るだけ最短で目的の物を作り上げましょう!