バイクの錆び落とし KUREサビ取りクリーナー評価

バイクは車と違ってむき出しのパーツが多く、雨が当たると細かい隙間に水が溜まりやすく、どうしても錆が発生してしまいます。

晴れた日しか乗らず、完全に屋内にしまえれば大分マシだと思うのだけど。

でも、そんな恵まれた環境で無い人も多いかと思います。

私のバイクは一応屋根のあるカーポートの下に駐車しており、乗らない時はバイクカバーが掛かっていますが、2003年式で何代にも渡って引き継がれてきた中古車ですので、結構錆はあります。

このバイクを私が入手してから5年くらい。

気が向いたときに少しずつ錆を取って来ているのですが、今回使ったKUREサビ取りクリーナーが良く錆を落せたので紹介します。

強力なのですが注意点もございます。

錆とはとても厄介で油断するとすぐに発生します。

まるで鼻の脂のよう。洗っても拭いてもすぐに発生します。

もしかしたら一番脂肪を消費してくれているのは鼻かもしれません。脂を体外に出し続けているのだから。今日からお鼻様と呼ぼう。

色んな箇所の錆を取りましたが、代表としてハンドルバーの固定ボルトと、キャリアの溶接部の錆の写真を載せます。

どちらも結構錆びやすい所では無いでしょうか?

今回使った錆取り剤は、KUREのサビ取りクリーナー。

まずは施工箇所を水で濡らします。ついでに浮いている錆をブラシで擦って流します。

クリーナーは粘度が高いので垂れにくく、錆のポイントにくっついてくれます。

上の写真ではボルト以外にクリーナーが付いてしまっていますが、これはNGです。塗装面やメッキ箇所には付けない様、注意書きがありました。

15分ほど放置します。

ブラシでゴシゴシします。

さらに5分放置して、

またゴシゴシしました。

水で洗い流すと

ビッカビカになりました。

正直、こういうケミカルはあまり信用していなかったのですが、これはいいもの見つけてしまった。

ですが注意点もあります。気付いたのは3つ程。

1.クリーナー施工後、金属の素肌むき出しというか、全く脂が無い状態というか、凄く錆び易い状態になるので洗い流した後、すぐに水分を拭きとって防錆油をつけましょう。

私はのんびりしていたので、またうっすらと錆が発生してしまいました。

2.塗装面、メッキ面には使えない場合がある。仕様書には、使わないように書いてありました。でもバイクの場合、どうしてもクリーナーが付いてしまうリスクはあると思います。目立たない箇所で試すなどして、自己責任で使いましょう。

3.酷い錆にはクリーナーだけでは対処できません。まずは研磨紙で錆を落としてから施工しないとダメでした。

落ちなかった酷い錆と、取れてしまった塗装面。

塗装面についてしまってもすぐに水で洗い流せば大丈夫と思います。(上の写真の箇所はクリーナー原液を付けてしまい、さらに放置してしまった場合。すぐに洗い流せば私の場合は大丈夫でした)