250TRのヘッドライト バルブ交換
こないだヘッドライトのロービーム側のライトが付かなくなりました。息子の野球クラブの父母会に乗っていく際に気付き、時間も無くハイビーム状態で出発。集会所前にはたくさんのお父様とお母様がいらっしゃり、道路を向こうから歩いてくる人もちらほら。夜の帳を切り裂き、皆様の顔面を強烈に照らしながら登場した私。未だ新米団員で仲良くないのに、私の行く先は暗いです。
もう二度とつらい思いをしなくてすむように(人様に迷惑も掛けないように)、さっさと交換します。
私のバイクは2003年式です。
部材の手配
ヒューズも、既設のバルブも状態を確認せずに買うのはデフォルトです。
購入したのはスタンレー 12V 60/55W H4U 型番14-0181Eです。HALOGENランプで余裕の自動車用です。バイク用は高くて買えん。何が違うんじゃい。一応、ネット上では賛否両論。アマゾーンで700円位だったかな。
工具の準備
工具類を用意しておきましょう。必ず使う工具はプラス/ドライバー、ラジオペンチのみでした。その他、私はシリコンスプレーとラバープロテクタント、雑巾を使いました。
ヒューズの確認
ヘッドライトケースを開けてバルブが切れてなかったら面倒なので確認します。
中古に中古を重ねたバイクであり、あまり色んな箇所のネジを開け閉めしてるとねじ山ねじ男がバカになりそうなので。解決までの最短ルートを探ります(キリッ)
ヘッドライトのヒューズは赤10Aです。右から数えて2番目が該当します。ヒューズはラジオペンチ等のつかむ工具が無いと外れないと思います。結果、ヒューズ切れは原因ではありませんでした。あっ、今気付いた。ハイビームが点灯している時点でヒューズ切れの可能性はありえないんだ。
ヘッドライトケース分解
さて気を取り直して、バルブを交換すべくヘッドライトケースを分解します。
次にバルブのコネクタを外して下さい。やたら硬かったのでマイナスドライバーで少しずつ抉りながら外しました。その後、ゴムのカバーも上に引っ張って外して下さい。
ロックリングを反時計回りに回すと、バルブが取り出せます。
ひとつのバルブにハイ/ロー2個のフィラメントがあるんですね。そして反射板みたいので上に光が飛ばない様になっているのがロー側になるのかな。電極が3つあるのは、正極負極のどちらかをコモンにして、2個のフィラメントへの通電をスイッチで選択しているからなのか。
バルブの交換
バルブを新しい物に交換します。その後は分解と逆の手順で組み上げて完成! ゴムカバーは上下があるので注意して下さい。上にはTOPの文字があります。
今日は気分が良く、ヘッドライトケース内の掃除と保護の目的で、アルミパーツの腐食進行防止等の目的でシリコンスプレーを軽く吹きました。バルブのカバーには高価なラバープロテクタントを奢っています。シリコンスプレーは樹脂やゴム製品にかかるので、無溶剤タイプを選んでおります。
完成!