服に付いた油性ボールペンの染み抜きは難しい

年に一回くらいやってしまうのは、

油性ボールペンを一緒に洗濯機に入れてしまい、インクが漏れて服を汚してしまう事。

今回はワイシャツに染みを作ってしまった。サイアーク降臨。

洗濯機から出して、インクに気付いて、とりあえず干して、取り込んで、クローゼットにしまってから1週間。落ち着いてから見直しても、この染みメチャ目立つ。

捨てるしかないかなーと半ばあきらめていましたが、ワイシャツって結構高いので、なんとか復活させたいと思ってネットを調べると、なんと落ちるとの事。

マニキュアの除光液等を使うらしいのですが、同様の物が家にもありますので試して見ました。

タオルと、油性インクが落ちそうな物を3つ用意しました。マニキュアのクリーナーが2種で成分はアセトンとイソプロパノール。パーツクリーナーがイソヘキサンです。結果から言うとパーツクリーナーでは全く落ちませんでした。マニキュアのクリーナーはどちらも落ちましたが、イソプロパノールの方がよく落ちます。

ワイシャツの下にタオルを敷き、クリーナーを少し掛け、別のタオルで叩くようにクリーナーを拭き取っていきます。クリーナーは浸透度が高いのでワイシャツの下に敷いているタオルの下にはいらない雑誌などで台を設けた方がいいです。下のタオルとクリーナーを拭き取るたタオルは適時ずらして、綺麗な面を当てましょう。

汚れ自体はすごく良く落ちていて、

このようにタオルに汚れが移っているのですが、10分くらい続ける内に、タオルに汚れが付かなくなってきました。

最終的にはこんな感じで落ち着いてしまいました。恐らく、こぼしたインクの量が多すぎで生地の中まで入り込んでしまっている事と、時間が経ってしまったことが原因で落としきれないのだと思います。

このワイシャツは捨てるしかないですが、薄いインク汚れですぐに対応した場合、どのくらい落とせるのかテストをしてみました。

一番上がマッキーの極細、青と赤の線が油性ボールペンです。

マニキュアのクリーナーを掛けるとジワー。

タオルでトントンするとマッキーと赤のボールペンは簡単に落ちました。青のインクは3~4回繰り返しても完全には落ちませんでした。

同じ油性ボールペンでも、色によって落ちやすさは違うようです。

油性ボールペンインクの染み落しについては、「基本落とすのは難しいけど、チャンスはある。」って感じです。あぁ、ワイシャツ捨てるの腹立つ。