男のフライ フェザントテイル・ニンフ タイイング

フェザントテイル・ニンフ。

渋いフライです。銅色(あかがねいろ)に鈍く光るボディは、軟派な野郎とは違った、多くを語らない男らしさを感じます。エロスすら感じるような気がしないでもありません。

決してアピールが強いとは思えないですが、良く釣れるフライと聞いています。スイマー(遊泳型)ニンフで、水面付近を軽く軽快に流す釣り方が良いとの事。ミッジフライにしても良さげです。

私はまだこのフライで釣ったことは無いので、今年はいっぱい巻いて爆釣に備えたいと思います。

今回使ったマテリアルを紹介します。

フック:マルトd31(今回は♯14)
スレッド:UNI 8/0 黒
ウエイト:コパーワイヤ
テイル:フェザントテイル
アブドメン:フェザントテイル
ソラックス:ピーコックハール
リブ:コパーワイヤ
ウイングケース:フェザントテイル

スレッドを下巻きしたフックのゲイプ付近でコパーワイヤーを留めます。

フックのアイ側のコパーワイヤーは重りとしてシャンクに密に巻きつけます。

フェザントテイルを根元から切り出し、テイルとして4-5本取付けます。

フェザントテイルをボディ材としてシャンクに巻き付け、コパーワイヤーでリビングします。

新たにフェザントテイルをアイから出るようにつけます。上記写真は出し過ぎました。これの2/3くらいでいいと思います。

ピーコックハールを巻いてソラックスを作り、アイ側のフェザントテイルを折り返してレッグにします。

テイル側のフェザントテイルを折り返し、ウイングケースを作って終了です。

解禁が楽しみです。