キャンプ道具はメンテナンスしながら、大事に、長い年月使い込むとよりカッコよくなります。ナイフなどの刃物もこだわりを持って使い続けるアイテムかと思います。研ぐ行為が好きな人も多いでしょう。
私は全く逆で、キャンプ用品のメンテナンスはほぼしません。失格です。
ナイフも持っているのですが、基本使わないので、道具箱に入れっぱなしになっています。たまーに包丁を忘れた時とか、紐を切りたい時とか、そんな時に引っ張り出すのですが、切れない状態になっている事が多く、料理の時などストレスを感じます。
そんなズボラな私にぴったりなシャープナーを発見することが出来ましたので、紹介したいと思います。
※シャープナーは刃をこすって応急的に(一時的に)切れ味を回復させるものです。研磨は削る作業であり、別物です。基本は家に帰って砥石で研ぎましょう。
LANSKYのシャープナーです。キャンプ中に切れ味が悪い事に気付いた時に簡単に切れ味を蘇らせることが可能です。
切れ味の復活
刃物を研ぐのが下手糞な私が1000番の砥石で研いだナイフがあります。このナイフで”紙”を切ってみます。
ザクザク座苦
上がシャープナーに掛けた後、下が掛ける前です。明らかに切れ端がシャープになっているのが分かりますでしょうか?
シャープナーを使った時間としては30秒とかそんなもんです。ほんの数回シャープナーを掛けるだけで刃を指で触っても明らかに違いが出ます。
外観
手のひらサイズで、持ち運びに問題はありません。金属のボディはしっくりくる重さで、安っぽさは感じません。
ダイヤモンドテーパードロッドには、開いた時と閉じた時、両側で固定されるようにマグネットが付いており不意に開くことが無い為、安全に携帯できます。
使い方
説明書にはシャープナーは5通りの使い方があると書いてあります。英語力はヤバイのですが、一応下記に翻訳しておきます。
1.カーバイド(タングステンカーバイド)
※上記の紙を使った切れ味復活のテストは、このタングステンカーバイドで3回擦っただけです。
かなり鈍くなった刃のエッジ、または必要が生じた場合、数秒で刃をシャープにする事ができます。適度な圧力でたった3、4ストロークでエッジをシャープにします。
注意:タングステンカーバイドは非常に硬い為、必要に応じてのみ、使ってください。普段のエッジのメンテナンスでは、セラミック(3)、又はダイヤモンドテーパーロッド(4)を使ってください。
2.セラミックシャープロッド
3、4回のストロークで、エッジを磨き仕上げます。1カーバイドを使った後の仕上げステップとして使ってください。または比較的鋭い刃には、このセラミックロッドのみでタッチアップできます。あまり”攻撃的”では無いので、(刃にやさしいので)普段使いで使用できます。
3.鋸刃上ナイフ砥ぎ(セラミック1000番)
大小の鋸刃に入るように設計されています。 (使う時)手はブレードから離して下さい。 大きい鋸刃の場合は、シャープナーを動かして、鋸刃の表面全体を覆うようになぞります。
3a. 鋸刃上ナイフ砥ぎ(セラミック1000番)
中目のセラミックは、研石の要領で、それ自体で使用することもできます。 中目のセラミックは鋼よりも硬く、決して磨耗することはないので、メインのシャープナーとして使用されるべきです。 金属の削りくずはセラミック上に(色の)濃い縞として蓄積し、効果が悪くなります。 Lansky EraserBlockで掃除してください。
4.ダイヤモンドテーパーロッド(600番)
ストレートブレードと鋸歯状ブレードの両方で、スピーディーにメンテナンスしたい時に使ってください。 ガットフックにも最適です。 このテーパー形状は、汎用性が高く、ユーザーは大小の鋸刃をシャープにしたり、まっすぐな刃にも使用することができます。 ダイヤモンドロッドは控えめに使用することをお勧めします。 推奨される用途としては、研磨速度が非常に重要な場合や、ガットフックなどの研磨しにくいものに適しています。 (潤滑剤/ホーニングオイルの使用は、当社のダイヤモンド研磨製品では推奨されていません。)
使用した感想としては、とにかく出先で重宝します。小型で携帯も便利で、包丁にも良いと思います。注意としては、上記の使用方法にも書いておりますが、タングステンカーバイドとダイヤモンドテーパーロッドの使用は最小限にする事。また全ての使い方に置いて、力は入れずに、かるーくストロークさせることです。