家でも音楽が聞きたいと思い、この間ミニコンポを購入しました。壁掛け型や、もっとコンパクトなプレーヤーでも良かったのですが、音にこだわる(ほんのちょっとだが)のであればミニコンポの方が良さそうでした。購入まではネットで色々調べて、予算と口コミの関係で、Pioneer X-hm76という機種に決定しました。個人的に最後までパナソニック SC-PMX80-Sと競合してました。評価もパナソニックの方が良かったし、価格も安かったのですが、どうしてもパナソニック=一般家電のイメージが抜けず、オーディオとしては、Pioneerのロゴの方がカッコイイと思ったのです。
という事で、購入したコンポは暫く食卓に置いていたのですが、食べこぼしなどの危機にさらされているので非難させる為にコンポを置く為の棚を自作しようと思っております。
先ずは場所を検討します。
リビングのどこでも聞こえるように、部屋の中心となる写真左側の壁に棚を設けようと思います。今は臨時で右側の壁から電源をとっていますが、棚を設ける際はコンポの近くに電源が欲しいので、コンセントを増設します。
赤の線が配線のイメージです。本当は壁の中を配線したいのですが距離がかなりあり、出来る気がしないので、あきらめます。ここら辺は大人になってきました。
ジョイフル本田(黒い色のホームセンター)に行って、色々買ってきました。でもいざ取り付けるときに忘れ物が多かったので、その後、コメリとカインズホームにも行きました。すげぇ面倒くさかった。私の住んでいる地域での比較ですが、電材はジョイフルが品揃えも価格も一番でした。買った物は下記の通りです。
VVFケーブル[15m]、シール付きプラモール1号[5m分]、プラモール用のエルボパーツ等、3端子コネクタ、埋め込みコンセントと石膏ボードへの固定パーツ、石膏ボード用ノコギリ。締めて5,000円弱だと思います。中々高くつきました。
先ずは右側の既設コンセントから電源を分岐させます。コンセントのカバーを外して。
コンセントの裏側にはケーブルが刺さるポートが4つあります。写真には2本しか繋がっていませんが、元は4口とも埋まっていました。全て外してテスターを当ててみます。右手の口に入っていたケーブルは100Vが来ており、左手のケーブルには電気が来ていませんので、右手側が電源の供給、左手側は分岐用と分かります。
これらの作業は必ず、ブレーカーを落とした状態で行います。テスターを当てるときだけブレーカーを入れました。
貰いたい電源のケーブルが分かった所で、配線をします。モールは目立つので、出来るだけ最短距離にする為、写真の赤丸の箇所からケーブルを取り出す事にします。
既設コンセントの真上にドリルで穴を開けて、
ガン玉をつけた釣糸を穴に入れて垂らすと
真下のコンセントボックスから出てきます
VVFケーブルは硬いので思うように壁裏を通せません。糸を手繰りながら壁裏に押し込む事でうまく顔を出しました。結構苦労したので釣り上げた時は感動してしまいました。
その後、3極コネクタを取り付け、電源を分岐します。写真は2極コネクタですが、3極必要です。元電源+既設コンセントへの供給+分岐ケーブルの3極です。初め、間違えて2極しか買ってなかったので、コメリへ2回目の買い物に行きました。「この人2回来た」と思われるのが恥ずかしかったです。
価格と使う時間の短縮の為に、出来ればネットで購入しておきたいです。
これで電源の分岐は終了です。
次はモールを壁に取り付けて、ケーブルをモール内に入れていきます。少し、右肩下がりになってしまったのですが、モールを剥がそうと思ったらかなり接着力が強く、壁紙も剥がれてきたのであきらめました。
モールとケーブルが目的の位置まで到達したら、新設するコンセントを取り付けます。その為には壁に穴を開けなければいけません。コンセントのステーサイズを下書きして、奥に柱が無いことを下地チェッカーで確認してから、石膏ボード用のノコギリで切っていきます。