このブログの情報は、誰かの参考になればと思って書いている面が大きいのですが、成功ばかりでなく、失敗談があっても役にたつんじゃないかと思って、今回の記事を書きます。
決して、ネタが無い分けではありません。
書くのは折れた延べ竿穂先の修理についてです。
それの上手くいかなかった話です。
竿は強いようでいて、ふとした事で折れてしまう物でもあります。
まるで、あなたの大事な人のようです。
ついつい、隣にいるのが当たり前のように感じて、ぞんざいに扱ってしまうと、とても傷つけてしまうかも知れません。
その時に後悔しても遅いのです。
話がそれました。
近所の川に釣りに行く時、基本、延べ竿でフナ釣りして、もしアレだったらルアーでバスも狙ってみようかなと思って、
「チャリンコだから、コンパクトに荷物まとめたいな」って、さらに思って
竿袋?に延べ竿入れて、バス用タックルをギュギューって突っ込んだところ、ガイドが延べ竿の穂先に当たっててポキリです。
結構、ショック。
いつか治そうと思って、見えない所にしまい込んでいたのですが、こないだ読んだ釣りの本に、中空の場合は、芯に竹を入れて、インローで接着すれば治ると書いてありました。
よっしゃよっしゃ。
早速、やってみるYo。
家にあった竹は、バーベキュー用の串。
なんとなく、何かが心配だけど結構強度あるし、これでやりましょう。
折れた竿の芯にする為には、約1ミリの直径にしなければなりません。
竹串を削っていたのでは、時間がかかりすぎるので、ある程度の太さまでナイフでカットします。
その後は、240番の研磨紙で丸棒の状態に戻します。
最初は手で回転させながら削っていましたが、途方もなかったので、電動ドリルを引っ張り出して作業しました。
(深夜に作業していたので)家族からうるさいとクレームが入ったり、力を入れ過ぎて折れてしまったりしましたが、何とか上手く削れました。
これを瞬間接着剤を塗ってから竿にインローで入れていきます。
強度が心配だったので、スレッドとUV硬化レジンで補強しました。
最初、リリアンをつまんで軽く曲げる分には強度も問題なさそうでしたが、大きなフナが掛かったらこんなもんじゃないよなーと、多少力を加えると、ボッキリ折れてしまいました。
2時間くらいかけてしまったので、失敗して悔しいです。
穂先付近の太さでは竹の強度が足りないのかな。
次は、別の材料で試してみたいと思います。