秋から春にかけてのキャンプで、障害になるのはもちろん寒さです。山に近い地域の夜はとても冷え込み、私が住んでいる地域では考えられない気温になります。
寒い時期のキャンプは人も虫もいないし、あったかご飯は最高に旨いんですが、寒さを何とかしないと過ごす事が出来ません。
過去何回かは、石油ストーブを持ち込んでいたのですが、今年はふるさと納税で薪ストーブを手に入れたので、これからはこいつをテント内に持ち込みます。ストーブメーカーとしてはもともと、テントに入れるのは推奨しておらず、少し工夫しないといけません。ネット探索すると先達の知恵がすぐに手に入ります。私と同じノースイーグルのワンポールテントの中にストーブを持ち込んでいる人も多くいましたので、アイデアをピックアップして私も薪ストーブのテント導入をしたいと思います。
↑こんな感じにしたいです。
ストーブの煙突は外に出さないと死んでしまいます。その為に、ストーブから水平に煙突を出して幕外に出し、それから立ち上げます。煙突は高温になるのでテントが触れると、溶けるか燃えます。テントと煙突の間に”スペース”を作る必要があります。(上の絵でテントから煙突が出ている所、三角形のスペースです)
また、煙突は2高く立ち上げないと、周りにケムリのご迷惑をかけてしまうのですが、風にあおられて倒れないよう、ロープを張って固定します。
先ずは、準備編として、形の考察と、必要材料を紹介します。
図面
いつもながらSketchUpを使って図面を書いてみます。図面通りに作れた事はほぼ無いのですが、使い勝手や大きさ、強度等を想像しながら図面を書く事は大事です。材料を買った後の失敗が格段に減ります。
図面の三角のパーツで、テントの幕と煙突が触れるのを防ぎ、さらに(水平に伸ばした)煙突の支えも兼ねます。
材料
ホームセンターを徘徊しながら材料を検討します。買った(家にあったのもありますが)のは、下の材料です。
・5mm厚のベニヤ板
・延長用φ106mm煙突
・蝶番
・アジャスター
・耐熱アルミテープ
・マフラー用バンテージ
・0.3mm厚アルミ板
道具
使った道具や消耗品も書いておきます。
・木工用ボンド
・木工用塗料
・電動ドライバ
・のこぎり
・木工用ビス
・(ビスの下穴用)ドリル
・ホールソー
思ったより、煙突とメガネリングが高く、材料全部で1万円位してしまいました。DIYはほんとに金が掛かる。レジで表示金額が上がっていく度にドキドキしてしまいます。「無駄な事してないでおとなしくしていればいいのに」といつも思います。
気を取り直して、次回、製作編です!