飛び石によるフロントウインドウの傷。経験のある方が多いのではないかと思います。運転席側のウインドウに傷が入ってしまうととても目障りですし、放っておくと、温度変化、衝撃、振動などでヒビが広がる可能性があるそうです。かといってウインドウ交換はお金がかかりますので、おいそれとは出来ません。
今回、私の車にもバッチリ飛び石の傷が出来てしまいました。つばをつけときましたが治りませんでした。ちょっとお母さん!
ところで世の中には、リペアキットなるものが存在しており、レジンを使ってある程度の傷であれば治すことが出来るそうです。やってみたいと思います。
傷は6mm位の円形です。
注意点
・DIYのリペアキットで治すことが出来るえぐれの傷の範囲は直径5mmくらい、ヒビは20mmくらいまで。(個人の主観です)
・車検に通らない可能性もある。ただ下記に紹介するリペアキットはアマゾンで485円(本日時点)なので、やってみる価値はあると思います。車検のフロントガラスについての規定として”透明で、運転者の視野を妨げるようなひずみのないものであること”とあります。
・完全に見えなくなるまでは出来ない。ただ、上手くいけばかなり目立たなくする事が出来る。
道具
・毛羽立たないキレイなタオル
・パーツクリーナー
。ガラスリペアキット
作業1 傷をほじくる。傷と周りをキレイにする。
ピンの針を使って傷をほじくります。目的は傷を少し広げてレジンをしっかりヒビに浸透させる事です。
その後、タオルにパーツクリーナを吹き、傷と周囲を拭き上げて掃除します。
作業2 ヒビにレジンを浸透させる
付属の注射器を使って、①負圧でレジンの気泡を抜く。②加圧でレジンを浸透させる作業をします。
まずは注射器の台座となるパーツを固定する為、両面テープを接着します。中央が丸く開いてますので中心に傷がくる様に。
台座を両面テープに固定。ピストンを下げた状態の注射器を接続してピストンを上に引きます。この状態で10分放置。その後は注射器を一回外し、ピストンを上げた状態で接続。ピストンを下げて加圧し15分放置します。
作業3 傷をレジンで埋めて硬化させる
作業2で使った道具を全てウインドウから取り外します。傷にレジンを数滴たらしフィルムで抑えます。気泡が入ったら指で押し出すか、やり直します。
フィルムで抑えることによって、嫌気状態を作りだし、さらにUVによって硬化するそうです。お日様の下で1時間以上待ちます。
作業4 剃刀の歯で余分なレジンを除去→完成
フィルムの端を少し剥がしてみてレジンが硬化していれば、全て剥がします。付属の剃刀の歯で余分なレジンをこそぎ落します。そしたら完成です。
指の先にあるのが傷のあった場所です。分からないようには出来ませんでしたが、まぁまぁいいんじゃないでしょうか。ウインドウのどこに傷があるのか知らなければ分かりません。またヒビが広がるのを防いでくれれば。
なんとなく、成功のような記事になっていますが、失敗もしています。一時は取り返しつかなくなるかと思いました。失敗談も後日まとめて公開します。