白岡 備前掘川 下流deフライフィッシング

渓流の解禁を前にした2/29、渓流を愛する多くの人がソワソワしていることでしょう。

私は家でシコシコとミッジピューパと赤虫フライを作っておりました。

が、途中で居ても立ってもいられなくなり、昔にオイカワを釣ったことがある備前堀川へ向かいました。赤虫フライでオイカワ釣ってやるぜ!

ポイントは以前と同じ所で、魚が溜まっているのか当時5才の息子でも魚が簡単に釣れたのです。

家の近所の水路で5才の子供と練り餌釣りをしてきました。

今回はおニューのフライロッド♯3をデビューさせます。

最初のフライは作ったばっかの赤虫フライ。

備前堀川は農業用水路なので、この時期は引いている水が少なく、水深は平均して30cmくらいでした。

偏光グラスをかけると、深場は見えませんが、大体の所は丸見え。竿を出しながら300mくらいプリプリ歩きましたが当たりはいっさいありません。風も少し出てきて旨くキャストできないしつまらなくなってしまいました。

まぁ、でも鯉はむちゃくちゃ居る。

歩いた区間だけで30匹くらい見ただろうか。

鯉は川底に口をつけてモフモフしながら泳いでいます。フライじゃどうせ釣れないだろうなと思いながら小さめの鯉を狙ってフライを落とします。

ぜーんぜん興味を示してくれないので、ポイントを移動すると少し深くなっている場所に10匹以上が泳いでいました。

その場所でウエットフライに切り替えて、底を泳がせます。

と、1匹がのろのろと近付いてきて、モフッと咥えました。

釣れてしまった。たぶん50cmくらいある鯉で、おニューなのと♯3のロッドなのとでビビリまくり全然寄せることが出来ません。

しかも、オイカワ釣りに来ていたのでタモもありません。

20分くらい格闘したでしょうか。どうしようもないのでラインを思いっきり出してロッドを置いて一旦家に帰りました。

タモをとりに。

10分後くらいに戻ってきました。ロッドが無くなってたら泣いちゃうのですが、無事に残ってました。

泣いちゃわないで済みました。

でも引き寄せるのには凄い苦労した。コイは疲れ知らず。最後は通りがかった人がタモを持ってくれて何とかネットイン。

30分くらい格闘してしまった。

疲れたし、冷えてきたので帰ります。

なんか、釣れた鯉がバシャバシャ暴れても周りにたくさん居る奴らはみんな逃げないし、釣れて逃げ回る鯉の周りに2匹ずーっと付いてまわる鯉もいた。後をつけたり、体をくっつけたり。なんだったんだろう。

ストーカーかな。