令和に年号が変わってから初のお正月。
子供達は嫁さんの実家へしばらく行っており、嫁さんは正月でも仕事。私はメーカー勤務の営業マンの為、しっかりと9連休を満喫中。
折角の1人なので家族とは出来ないことをやろうと、1月1日に正月登山に行くことにしました。
嫁さんが18時30分頃に帰宅の為、それまでに私も帰宅しておこうと近場の山を探して、栃木県佐野市の熊鷹山に。初めての山だけど標高1,168mで登山時間も少なそうだし、埼玉県中東部の私の家からは2時間くらいで登山口に行くのでは?と。
いくつか持っているマップを漁っても該当地区の物は見つからず、Google mapのみを頼りに行くことに。佐野は良く行くし、”ドラえもん”の裏山くらいのイメージでおりました。
登山口(小戸口)に向かう
熊鷹山登山口へのルートはネット上に詳細な情報が無く、行けば分かるだろうくらいの気持ちでバイクに跨り向かいました。佐野なんて楽勝と思っているので9時出発。
私の家からは国道122号線で館林に入り、県道223号線,201号線と進んで栃木県佐野市作原町へ。佐野市というとアウトレットもあるし、栃木の中でも大きい町というイメージがありましたが作原町は完全に山間部。流石に正月のバイクは寒い。
201号線は北上するに従って峠道になります。
作原町には旗川という川が流れています。今の季節は水量が少ないですが水遊びや釣りなんかで夏にまた来たいと思わせる川でした。
入ってからの県道201号線は基本的にこの旗川沿いに通っています。
201号線から登山口までの情報が無く、Google mapに表示される熊鷹山の方角を目指して分かれ道を選択して行きます。(結果、完全に間違えました)
何となく太い道を選択してしまうのは文明人の性か。
分からない道を走るのは長く感じます。
201号線は林道っぽくなっていき、途中のトンネル前で通行止めになっていました。
どうやら去年(2019年)の台風19号の影響が未だ残っているようです。近くに分かれ道がありそちらから熊鷹山にアクセスできるかと入って行くとトイレと駐車場がありました。
周辺の案内が書かれた看板によると、ここから蓬莱山神社や蓬莱山に行けるっぽいかんじ。
看板には熊鷹山登山口も書かれていましたが、肝心の分岐ポイントが見切れていて分からない。
もう蓬莱山でいいかと思いましたが、先に進む山道にも立ち入り禁止のロープが張られていて、恐いことが書かれていたので(内容は忘れてしまったのですが)、付近をうろちょろした後、辞める事にして、再度熊鷹山登山口を探します。
これより上では無いことは分かったので来た道を戻ります。
ヒル注意の看板が多くありました。上の犬は佐野市キャラクターのさのまる。下でエレクトリックサンダーをしている、う○ち見たいのはヒルまる。
結局かなり戻って来て、ようやく登山口へ繋がる道を見つけました。
(途中、林道に迷い込んで轍にタイヤをとられバイク横転しました。谷に落ちるかと思った。オフロードバイクやる奴は気がふれてるに違いないゼ。)
県道201号線と登山口へ続く道の分岐点は小戸口のバス停の所です。ここを西側(左側)の道に入るのです。
分岐点にはしっかりと看板もありました。見逃しちゃったんだな。
道は途中で舗装が終わります。細い道ですので大型のSUVなんかはひやひやすると思います。当然、崖側が崩れたら大変です。
薄暗い林道を暫く行くと、またもや通行止めの三角コーンとテープが貼られていました。
ちょうど道の脇に小さな空き地があるのでそこにバイクを止めさせていただき、徒歩で登山口に向かいます。
小戸口の分岐からは一本道だったのでこの先に登山口がある事はまず間違いないかなと思って。
山道は旗川の源流である小戸川沿いに続いており、美しい渓相に癒されます。釣りに来たい!
原発事故の影響はこんな所でもあるみたいです。
山道は恐らく前述の2019年19号の影響でとても荒れており、川にも濁流に流されたであろう風景が所々に見られました。
しかし、道にはこんな跡も。
道幅はかなり狭いし、まさか車ではないだろう。トラクターとかかなと思っていたのですが、
3-40分歩いた後で”登山口っぽい所”に待ち受けていたのは
ジムニー。カッコよろし。
車の性能というか、この山道に入り込む人の勇気がすごいね。
なんか、悔しいです。
“登山口”と明確に書かれている何かがあった分けではありませんが、上記の看板もあったし、恐らく、ジムニーが止まっていた空き地が登山口なんだと思います。
※ブログ書くのに調べたら小戸口という登山口でした。
また、これより先は完全に登山道になりますので。
※このブログを読んで、本地点まで車で行けると思う人がいるかも知れませんが、小型4駆以外は基本やめておいた方がいいと思います。台風19号以前の道がどうだったかは知りませんが。
長くなってしまいました。登山自体は別記事で。
熊鷹山に、蓬莱山神社から登っている女性です。
蓬莱から登山口まで徒歩50分、、、これより近い小戸口から登った人はいないのかなぁと探し、こちらに来ました。
私はNOTEに乗っています。
途中で降りれば、、、なんとかなりますかね……。