最近のキャンプでは焚き木での調理や、薪ストーブを使うことが多くなってきました。煙たいのが理由で敬遠していたのですが。 あれはいい物だ…。
で、やっぱり欲しくなってしまうのが斧。あれで木をかち割って薪をくべまくりたい。
ハスクバーナとフィスカース、バーコをAmazonのカートに入れて出して、入れて出して…。何ヶ月も迷いましたが、結局買わず。
そもそもを考えると、私が使っている薪は近所の公園から拾ったものや、キャンプ地の近くの林から拾ったもので、太いものはありません。燃やすものに金を払うのは怖いので。
写真は家の薪置き場で、太くても直径5cmくらい。割る必要はナッシング。あとは枝分かれしていると、焚火台やストーブにくべ難いので、斧で枝を払うくらいの用途か。
いまの私にとって斧は不要となってしまいましたが、引っ込みつかないのでお安い鉈を買いました。鉈なら斧よりも汎用性が高いし、コンパクトで斧と比べて軽量なので、バイクでのソロキャンプ等でも持ち運びし易いかと思って。
鉈と一緒に買ったのが、LANSKY(ランスキー) ザ・パックという砥石。
斧はあれだけ迷ったのに、これは完全に何となく買ってしまった。砥石はすでに持ってるのに。鉈とこの砥石を合わせたらバーコの手斧が買えたのに。
ちなみに、LANSKYというのはアメリカのシャープナーブランドで、 世界のトップブランドだそう。全然知りませんでした。
今回は、このザ・パックのレビューです。
使用目的、使用方法
パッケージの説明書きを見ると、
斧、ハチェット(手斧)、ショベル、芝刈り機、マチェット(鉈)に使えるようです。さらに、手で砥石を持って、砥石側を動かして研ぐ方法です。ナイフを研ぐ時は砥石を固定してナイフを動かしますので、このザ・パックで研ぐ対称は刃物が大きく、刃物側を動かし難い場合に使うようです。また、片手に収まるサイズなので持ち運びは容易です。
キャンプで斧が切れなくなった時に、道具入れに忍ばせてあれば便利なのかもしれません。(私は斧を持っていないので、そんなケースがあるのか分かりませんが)
仕様
大きさは、直径75mm、厚さ25mmで、世界の工場中国製です。
砥石の粗さは、アマゾンの商品ページに記載が無かったのですが、パッケージにはCOARSE(荒目)/MEDIUM GRIT(中目)との記載がありました。実際手に取ってみると荒目が320番、中目が600番くらいです。斧や鉈を対象としているので、細かい番手は不用という事でしょう。
使用感
ザ・パックの中目で研いだナイフです。斧や鉈でももう少し鋭く研ぎたいという人も多いんじゃないかな?と思います。特に手斧であれば1000番くらいまでは。
ただし、出先で切れ味が落ちた時の緊急補修用途であれば、完璧に研ぐ必要はないし、何よりも何種類も砥石を持っていくのも大変なので、この製品が生きるのではないでしょうか。