キャンプ 薪ストーブ ノースイーグルワンポールテント導入 作成編

薪ストーブをノースイーグルのワンポールテントへ導入する為の道具作りや改造を紹介しています。前回は準備について書きました→準備編 今回は作成編です。

早く薪ストーブをテントで使用して、ぬっくりしながら、おでん食べたい。

↑ホームセンターでカットしてもらったベニヤ板です。

三角形の板には後で煙突を通す穴を空けます。このベニヤを組み合わせて長方形の板と三角形の板を合わせて家のようなものを作ります。

ベニヤの保護の為に木工塗料を塗ってから、長方形の板を蝶番で繫ぎます。

↑蝶番は木ビスで留めますが、板の厚さが5mmと薄いのでビスの長さを気をつけないと貫通してしまいます。ホームセンターに売っているビスは6mmが1番短かったので、板と蝶番の間にはスプリングワッシャーを入れて、厚みを稼いでいます。また、ビスをねじ込んだ際に割れるのを防ぐ為に、下穴を空けました。

当たり前ですが、キャンプ場は屋外なので地面は平面ではありません。ある程度のボコボコに対応する為に、地面に付く部分には高さを調整できる足として、アジャスターを取り付けます。まずはアジャスターのステーを取り付ける部分を作成します。

のこぎりで台形に切った木材を、

三角形の板にボンド&木ビスで取り付けて、

足(アジャスター)を縮める事が出来るように穴を空けて、

アジャスターを取り付ければ、足の長さを調整して、地面に合わせる事が出来るハズ。下のような首振り機能付きのアジャスターにしました。より、地面への追従性があがるかな?と思って。

長方形の板に取り付けて、三角のベニヤがずれないようにします。このパーツは小さいのもあり、のこぎりで切るのに難儀しました。結局、普通のカッターで切るのが一番キレイに切れました。5mmのベニヤはカッターで問題なく切れますよ!(刃を何往復もさせれば。)

その後、三角のパーツに煙突よりも大きく穴を空けます。ベニヤはホールソーで簡単に穴が空きます。

この穴に煙突が直接触れると、ベニヤがコゲたり燃えたりしそうなので、断熱の為の”リング”を作ります。

マフラー用のバンテージを10mm程の厚さに巻き、内と外を0.3mmの薄いアルミ板で挟んで、断熱のリングにします。10mmあれば煙突の熱もかなりベニヤに伝わり難いでしょう。たぶん。

まずは、煙突の外径106mmより少し大きい径になるようにアルミ板を切り出します。幅はバンテージより数ミリ大きくなるようにします。

煙突にアルミ板を巻き、耐熱アルミテープで留めます。耐熱のアルミテープは自動車の補修パーツとして売っていました。1m 1,200円位しました。高ーい。

↑これがリングの内側になります。

因みにブログ書きながらアマゾン見たら、

上からバンテージを3周(厚さが約3mmなので)させて、

その上からまたアルミ板を巻きつければ、”耐熱リング”の出来上がりです。バンテージはバイクのマフラー用です。

このリングを2作って、穴を開けたベニヤに入れて、煙突を差し込めば、

ベニヤが燃える事は無いかなと思います。断熱材の厚みが10mmしか取れていないので少し不安ですが、そこは使ってみてどうかと言う所です。

最後に、立ち上げた煙突が倒れないように、煙突のバンドで3箇所からペグダウンできるようにすれば、

完成です。時間掛かった。冬は屋外でやる作業はつらい。

ふるさと納税で手に入れた薪ストーブですが、ここまでくるのに追加で1万円以上掛かってしまいました。新しい大型の石油ストーブ買えたんじゃないか疑惑もありますが。

しかも薪ストーブを車に積むと、キャリアも買わないと乗らないんだよなー。