チェロキーXJ サイドミラー破損/割れの修理④ 破損個所の修復

破損したサイドミラーの修理記録です。この記事では破損したサイドミラーボディーの修復について書いています。

大きく欠けた部分と、擦り傷を治します。

まずは、欠けた部分の修復から。嫁さんが欠けた部分をある程度拾ってきていたので、接着剤で取り付けます。

接着剤に求められるのは強度も勿論、屋外なので雨や日光(熱)にさらされ、走行時の振動もあります。

家にある接着剤にそれっぽいのがありました。セメダイン ハイスーパー30。

by カエレバ

硬質材用のエポキシ接着剤で、耐熱/耐水/耐薬品性に優れているそうです。

※本記事を書いているのはサイドミラーの修理後3ヶ月程ですが、問題は発生していません。夏は経験していませんが、冬の気温と雨/雪はOKです。

接着面をキレイにして、油分を取ってから接着。

欠けた部分全ての回収は出来ておらず、接着剤で張り合わせても上記の写真の通り、欠損しています。

ここはパテで補修しました。

手持ちのパテがプラモデル用のタミヤパテのみだったので、それを使ってしまいます。万一、破損してもミラー(鏡)が無事であれば走行に支障はないので。

本来は、自動車用のパテがいいと思います。下記の製品等、硬化前もある程度の固さがあるパテが使いやすそうです。

by カエレバ

タミヤパテはユルイので、プラ板でガイドを作ってから、パテを入れました。

2日くらい乾燥させて、プラ板外したら、まだまだ乾いていませんでした。さらに厚めにパテを盛ります。

十分に乾燥させてから(冬だったので、2週間置きました)、

サンドペーパーの280番~400番で水研ぎします。

280~400番のような荒い粒子の場合は、特に優しく丁寧に研ぎます。

私は今までの研磨の経験で何回も失敗しているのですが、荒い番手で深く入った傷は取り返しのつかない事が多いので、なるべくパテの部分だけに研磨紙を当てます。

研ぎ終わり。

凸凹や、接着剤との繋ぎ目、擦り傷等を隠す為に、もう一度パテを盛ります。今度は薄く盛ります。

薄めに盛ったつもりです。

3日程放置後、水をつけながら丁寧に、400-600-800-1000と進めて、最終的には濡らした指で撫でても凸凹を感じなくなるまで研ぎます。

ここで凸凹があると、塗装時に目立ちます。”塗膜で隠れる事は無い”といった意識が重要です。(実際はほんの少しくらい隠れますが、塗装からパテ盛りまで戻るのは非常に手間です。研磨で手を抜くと後悔する結果になりやすいです)

ぼちぼち、上手くできたと思います。

次は、パテで成形した部分と接着したパーツの強度を上げる為に、裏側から補強します。

これも手持ちの和紙と冒頭の接着剤セメダイン ハイスーパー30で処置しました。

本来は、グラスネットと接着剤でやる物かなと思いますが、がっちり固定出来できた。気がします。

以上で、サイドミラーの破損個所修復が終了です。