車の鍵閉じ込め(インロック) 自分で鍵を開ける方法

この記事では、車の鍵を車内に置いたまま、ドアをロックしてしまった際の対処方法について記載しています。

鍵の閉じ込めとか、インロックとか言うやつです。

業者を呼ぶのではなく、自分で開ける方法です。

万一、鍵が壊れたりドアやガラスに傷がついた場合やドアロックを故障させても保険適用外らしいので、自己責任にてお願い致します。

また、車種によっては私が書いている方法では対応できないケースもあるかと思います。

しかしうまくいけば、作業自体は10分も掛かりません。絶望を一転させる事が出来ます。

必要な道具はしっかりした固さのある針金状の棒のみです。

何を隠そう、鍵の閉じ込めは実体験です。

岩槻のスポーツデポで、次男の野球用品やらなんやら結構な量を購入して、「買い物だけなのに疲れたなー」と。車に戻ってきたのですが、無いんですよね。鍵が。

「ちょまっ!!」

ガラスにおでこつけて車内を見ると、ドリンクホルダーにいらっしゃる。

鍵屋さん呼ぶ事も考えたが、なんか料金が良く分からなくて、お金あんま持ってないし、怖くて、自分でどうにかできないかネットで調べてみると、ドアとウインドウの隙間から針金を通して、ロックを解除する方法があるようです。

まず、針金を操作しやすく出来るようにウインドーモールを外します。

外すのはウインドーの下側のモールです。

車によってはこれが1番大変なんじゃないかと思います。

上の画像のように、親指で上にスライドさせるように力を入れます。「ググーッ」と徐々に丁寧に、強く力を入れて下さい。

4つのドアどれでもいいと思います。

私の場合は、唯一、助手席ドアのモールが外れました。

次は針金を調達します。運良く、歩いて行ける距離にホームセンターがあったのですが、その道中で捨てられていたボッロボロの傘が。

傘の”骨”を拝借させていただきました。

先端を曲げて、フックを作ります。

このフックで直接、ロックを解除します。

ドアの中には、キーや、ドアレバー等に連動してロックが操作できるように、ハーネスが通っています。ハーネスのイメージは、上記の写真の通りです。

これを利用して、うまい事フックを引っ掛けられれば、ロックは解除されます。

私の車の場合は、全く難しいものではなく、傘の骨を差し込んでからは、30秒もかかりませんでした。

また、車によっては、ウインドウとドアパネルの間から引っ掛ける対象が僅かに見えるかも知れません。

1番重要なのは、車上荒らしに間違えられて、通報などされないようにする事です。

以上、車のキー閉じ込め(インロック)をしてしまった際、自分で開ける方法でした。

実は、車を買った時から、閉じ込めをやりそうだなーとは思っていました。

古いアメ車で、キーレス(リモコンでのドアロック操作)も無ければ、運転席のドアに鍵を挿しても集中ドアロック操作も出来ない。

車を降りてから、鍵を挿してロックするのは面倒なので、ドアを開けて、社内のスイッチでロックをしてからドアを閉めています。

これだと何時でも閉じ込めをする危険をはらんでいるので、スペアキーを鍵屋さんにお願いしに行った事があるのですが、出来ませんとの事。

どうやら、専用のブランクキーがないと鍵のコピーが作れないようです。

ブランクキーは微妙に高いし、取り寄せるの面倒だしで後回しになり続けていたのですが、今回、とうとうインロックをやってしまいました。

簡単に鍵屋さんを呼べない僻地にも良く行くので、今後の為に、傘の骨は紐をつけてキャリアのバーの中に仕込んでおきます。

エンドのキャップを嵌めるときに紐を挟んで取り付ければ、簡単に取り出せます。